歯科健康診査内容

初期の歯周病は痛みを伴わない、進行に気づきにくい病気です。年に一度は歯科を受診して専門家と一緒にむし歯・歯周病予防を実行して下さい。毎日の歯みがきには、フロスをプラスすることをお勧めします。

妊婦歯科健康診査

妊婦歯科健康診査とは
妊婦歯科健康診査は神戸市内にお住まいの妊婦の方(住民登録をしている方)に、妊娠期間中に1回、無料で受けていただけるものです。
安定期に入ってすぐ、妊娠16~20週くらいに受けましょう!
市内の『実施医療機関【歯科医院】』でのみ、受診できます。
母子健康手帳交付時に受診券(妊婦健康診査補助券綴り)をお渡しします。

幼児歯科健康診査

神戸市では、1歳6か月児健康診査・3歳児健康診査において「歯科健康診査」と「むし歯予測テスト」(1歳6か月児のみ)を行っています。対象のお子様には、各区保健福祉部より健診案内が送付されます。
お子様の歯の表面についているプラーク(歯垢)を綿棒で拭き取り、砂糖の入った試験管の中に入れて、培養器で48時間培養して判定します。むし歯菌は砂糖を分解して酸を作り出すので、お口の中で起こる状態を試験管の中で再現します。むし歯菌が作り出した酸の強さに応じて試験液の色が変わります。色の変化によって4段階で判定します。

40歳総合健診 歯周病検診

歯周病とは、40歳以上で歯を失う原因の4分の3はむし歯と歯周病です。
歯周病は歯と歯を支える組織(歯肉や骨)が侵され、放っておくと歯が抜ける恐ろしい病気です。
また、全身の健康との関連が深く、糖尿病、動脈硬化症等のリスクファクターとなり、様々な病気に影響します。
痛みなどを伴わず、気が付かないうちに進行するので歯科医院で定期的にチェックすることが必要です。
「歯をみがくと血が出る」「歯肉が赤くはれている」「歯肉がやせてきた」「口臭が気になる」こんな症状があれば歯周病の危険信号です。
対象者の方には、受診券を「40歳総合健診」とあわせて、誕生月の前月末に郵送しています。ぜひこの機会にお受けください。

50歳歯周病検診・60歳歯周病検診

歯周病は、歯と歯を支える組織(歯肉や骨)が侵され、放っておくと歯が抜ける恐ろしい病気です。
また、全身の健康との関連が深く、糖尿病、動脈硬化症等のリスクファクターとなり、さまざまな病気に影響します。
痛みなどを伴わず、気が付かないうちに進行するので歯科医院で定期的にチェックすることが必要です。
「歯をみがくと血が出る」「歯肉が赤くはれている」「歯肉がやせてきた」「口臭が気になる」
こんな症状があれば歯周病の危険信号です。
対象の方には、「神戸市50歳歯周病検診(無料)のご案内」「神戸市60歳歯周病検診(無料)のご案内」と無料クーポン券をお送りします。

後期高齢者(75歳)歯科健康診査

高齢になり、口の機能が低下すると、全身の健康や生活の質(QOL)にも影響を及ぼします。
加齢や服薬の影響で、だ液が減少することや歯肉の退縮等により、むし歯のリスクも高まります。
痛みなどの症状がなくても、歯科健診を受けて口の健康を保ち、健康寿命を延ばしましょう。

各健診についての詳細は、神戸市 保健福祉局 地域保健課のホームページをご覧下さい。